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【ダビド・ポポビッチ】体型・身長・体重は?超人スイマー強さの秘密8選

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ダビド・ポポビッチさんは、2022年世界水泳選手権の100m自由形と200m自由形で金メダルを獲得し、世界中から注目されている選手です。

当時18歳で出場したのですが、世界ジュニア新記録を出しています。

筋肉ムキムキな選手が多い中細身の体型のため、「まさかこの体型で金メダルをとるとは!」と言われていました。

そこで今回この記事では、ダビド・ポポビッチ体型・身長・体重は?超人スイマー強さの秘密8選についてまとめました

ダビド・ポポビッチの体型・身長・体重

ダビド・ポポビッチさんの体型は細い方です。

身長や体重からも見ていきましょう。

ダビド・ポポビッチの体型

ダビド・ポポビッチさんの体型は細身です。

競泳の選手というと、肩の辺りが筋肉で盛り上がっている体型の選手が多いです。

後ほどご紹介しますが、ダビド・ポポビッチさんが細身なのに速く泳げるのは独特の泳法にあります。

そのため型にもかかわらず、次々と記録を出すことができています。

ダビド・ポポビッチの身長・体重

  • ダビド・ポポビッチさんの身長:190cm
  • ダビド・ポポビッチさんの体重:80kg
  • ダビド・ポポビッチさんのBMI値:22.16

普通体重はBMI値が18.5~25未満です。

脂肪よりも筋肉の方が重いので、筋肉量が多いと体重は重くなります。

ダビド・ポポビッチさんの場合は、脂肪が少なく筋肉隆々なわけでもないため細身に見えるのだと思います。

ダビド・ポポビッチの体型を他の選手と比較!

他の選手と比べてみると、体型の違いがよくわかります。

他の選手はどうなのでしょうか。

名前 身長 体重 BMI値
ダビド・ポポビッチさん 190cm 80kg 22.16
レオン・マルシャンさん 187cm 77kg 22.02
マイケル・フェルプスさん 193cm 88kg 26.85
イアン・ソープさん 196cm 100kg 26.03
北島康介さん 178cm 72kg 22.72
瀬戸大也さん 174cm 75kg 24.77
本多灯さん 173cm 76kg 25.39
森本哲平さん 168cm 67kg 23.74

ダビド・ポポビッチさん(19歳)とレオン・マルシャンさん(22歳)はBMI値が同じくらいですね。

現在競泳の第一線で活躍する2人が同じような体型ということは、筋肉量は少ない方が速く泳げるのが新しい常識となっているのかもしれません。

ダビド・ポポビッチが「超人スイマー」と呼ばれる秘密8選

ダビド・ポポビッチさんが「超人スイマー」と呼ばれる理由は、彼の独特な泳ぎのスタイル、精神的な強さと哲学、そして多面的なアプローチと人生観にあります。

詳しく見ていきましょう。

トンボのような感覚での泳ぎ

ダビド・ポポビッチさんは、「トンボのような感覚」で水面近くを泳ぐスタイル。

トンボは水面近くを飛行し、その際に水の抵抗を最小限に抑えます。

ダビド・ポポビッチさんもこれと同様に、水面近くで体をフラットに保つことで、水の抵抗を受けにくくしスピードを最大限に引き出すようにしているのです。

この泳ぎ方は、他のスイマーに比べて圧倒的な推進力を生み出す要因となっています。

松岡修造さん:「君は、水をどのように感じている?」
ポポビッチ選手:「水の上を飛ぶようなイメージ。昆虫のトンボって知ってる?」
松岡さん:「トンボ?」
ポポビッチ選手:「トンボが水面ギリギリに飛ぶところを想像する。それが、僕の捉え方だ」
引用元:2023年7月21日「ANN NEWS」
https://news.tv-asahi.co.jp/news_sports/articles/000306865.html

手のかき方

ダビド・ポポビッチさんの特徴的な泳ぎのひとつに「手のかき方」があります。

一般的なスイマーは水中で手に泡がついてしまい、推進力が低下します。

しかしダビド・ポポビッチさんは、水中で手に泡がつかないように泳ぎます

これにより空気ではなく水をしっかりと捉えることができ、より効率的に推進力を得ています。

この技術はとても難しく誰でもできることではありません。

ポポビッチ選手の優れた技術のひとつです。

さらに、ポポビッチ選手の泳ぎの特徴の一つとして、「手のかき方」にも注目です。水中で伸ばした手の先に、泡がありません。
一般的なスイマーは、水中で手に泡がついてしまうことがあります。そうすると推進力が落ちます。水を捉えず、空気をかいていることになるからです。
しかし、ポポビッチ選手の泳ぎの場合は、手に泡がつかないことで空気をつかまず水をつかんでいるため、推進力につながっているのです。
引用元:2023年7月21日「ANN NEWS」
https://news.tv-asahi.co.jp/news_sports/articles/000306865.html

世界トップレベルと同じ泳ぎのスタイル

ダビド・ポポビッチさんは、幼少期から独特な泳ぎ方をしていました。

父がコーチに「なぜこんな泳ぎ方をするのか」と尋ねた際、コーチは2008年の北京五輪で金メダルを獲得したマイケル・フェルプスの映像を見せました。

コーチはマイケル・フェルプスの映像を指して、「ダビドと同じだ」と説明しました。

このエピソードは泳ぎが単なる個性ではなく、世界トップレベルの選手と同様の効率的なスタイルであることがわかります。

ある時、父がコーチに『どうしてダビドはこんな泳ぎ方をしているんだ』と問い詰めた。すると、コーチは2008年北京五輪の男子200メートル自由形で金メダルを獲得したフェルプスの映像を見せた。最初は名前を伏せて『どの選手が勝つと思う?』って。そこでコーチはフェルプスを指し『ダビドと同じ泳ぎ方だ』と。そこで父は納得したんだ。今の技術は僕にとっては自然な泳ぎ方で、コーチが完璧にしただけだ」
引用元:THE ANSWER
https://the-ans.jp/world_aquatics_championships/337628/2/

筋肉量が少ない

ポポビッチさんは他の選手に比べてスリムな体型や筋肉の使い方においても効率的で、最小の努力で最大の効果を得ることができます。

「筋肉がありすぎると沈んでしまう」と述べていて、長距離の練習や効率的なスプリントセットを通じて、最適な体の使い方を追求しているのです。

「僕が速く泳げるようになる方法を定義するなら、できるだけ少ない努力で、いかに効率よく水の中を動けるか、だ。筋肉がありすぎると沈んでしまう。
引用元:THE ANSWER
https://the-ans.jp/world_aquatics_championships/337628/2/

 精神的な強さと哲学

ダビド・ポポビッチさんは結果に固執せず、自分のベストを尽くすことに集中する姿勢を持っています。

ダビド・ポポビッチさんは「水泳において、僕を最も助けてくれていることは『受容』なんだ。どのような結果になっても、全力を尽くしたのならいい。」と語っています。

大会に出る際、自分がどれだけ勝ちたいかや1位になりたいかを一度も考えたことがなく、ベストを尽くすことに専念しています。

このような精神的な強さと哲学が、彼を他のスイマーとは一線を画す存在にしています。

「水泳において、僕を最も助けてくれていることは『受容』なんだ。どのような結果になっても、全力を尽くしたのならいい。
引用元:THE ANSWER
https://the-ans.jp/world_aquatics_championships/337628/2/

練習は納得した内容しかしない

ダビド・ポポビッチさんは練習内容に納得がいかなければ取り組まないタイプであり、昔から体のメカニズムに関する哲学書などを読んでいました。

読書や海外の話をすることが多く、学校の仲間からは「リトル・グーグル」と呼ばれ物知りなところがあります。

将来を見据え、早くから英語も学んでおり、これらの知識やスキルが彼の競技生活においても大きな助けとなっています

内容に納得しない練習には取り組まないタイプ。昔から体のメカニズムに関する哲学書などを読んでいた。読書や海外の話をするのが好きで、学校では「リトル・グーグル」と呼ばれるほど博識。将来を見据え、早くから英語も学んでいた。
引用元:THE ANSWER
https://the-ans.jp/world_aquatics_championships/337628/2/

多面的なアプローチと人生観

ポポビッチさんは水泳だけに執着せず、人生全体を楽しむことを重視しています。

「僕の場合水泳だけに執着すると、ある時点で脆くなってしまう。だから、それに熱中しすぎずに、人生を謳歌しなくてはいけない。僕はスイマーであるだけではない。たまたま泳ぐのが上手いだけだ」と語っています。

このような多面的なアプローチは、バランスの取れた精神状態と長期的な成功につながっています。

「僕の場合、水泳だけに執着すると、ある時点で脆くなってしまう。だから、それに熱中しすぎずに、人生を謳歌しなくてはいけない。僕はスイマーであるだけではない。たまたま泳ぐのが上手いだけだ」
引用元:THE ANSWER
https://the-ans.jp/world_aquatics_championships/337628/2/

手足が長く有利

手足が長い選手は、一度のストロークやキックでより多くの水を捉えることができますよね。

長い腕は大きな弧を描き、より多くの水を押し出すことができ、これにより推進力が増加します。

長い足も同様に、一度のキックでより多くの水を後ろに蹴り出すことができるため、スピードが向上するのです。

手足が長いことで、ストロークの数が減少し、一度のストロークで進む距離が増えます。

これにより、エネルギーの効率が高まり、長距離でも持久力を保ちやすくなるのです。

少ないストロークで距離を稼ぐことができるため、疲労の蓄積が遅くなり終盤でも力強い泳ぎを維持することが可能となる特徴があります。

ダビド・ポポビッチのプロフィールと経歴

ダビド・ポポビッチのプロフィールと経歴についてまとめました。

詳しく見ていきましょう。

ダビド・ポポビッチのプロフィール

名前:ダビド・ポポビッチ(David Popovici)

国籍:ルーマニア

出身地:ブカレスト

生年月日:2004年9月15日

年齢:19歳

身長:190cm

体重:80kg

泳法:自由形

Facebook:David Popovici

Instagram:chlorinedaddy

 

※2024年7月8日現在

ダビド・ポポビッチさんはルーマニア・ブカレスト出身です。

ルーマニアでは競泳はメジャーなスポーツではありません。

そのため世界水泳男子200メートル自由形で金メダルを獲得した時、テレビ中継はありませんでした。

しかし急遽地元テレビ局が生中継をし、100メートルに出場しているところが映し出されました。

地元の人たちが見守る中、みごとに2冠を獲得し、国民的ヒーローとなりました。

その後ルーマニアの水泳教室が満員になるほどの影響を与えています。

ダビド・ポポビッチの経歴

  • 2021年東京オリンピック

100m自由形:47秒88を記録、決勝では48秒04で7位入賞。

200m自由形:1分44秒68を記録、4位入賞。(ルーマニア国内新記録)

 

  • 2022年世界水泳選手権で金メダル2冠

200m自由形:決勝で歴代4位・世界ジュニア新記録1分43秒21で金メダル。

100m自由形:準決勝で47秒13という歴代9位・世界ジュニア新記録。

決勝ではやや記録を落とし、47秒58で金メダル。

世界水泳選手権で100m・200m自由形で2冠の達成は、1973年開催の第1回大会出場ジム・モンゴメリーから49年ぶり2人目の快挙でした。

 

  • 2022年ヨーロッパ水泳選手権で金メダル2冠

100m自由形:準決勝で46秒98を記録。(歴代4位)

決勝では13年ぶりの世界新記録46秒86を出して優勝。

200m自由形:歴代4位となる1分42秒97の世界ジュニア新記録で優勝。

100mと合わせて2冠を達成し、勢いを落としませんでした。

200m自由形で1分42秒台を記録したのは史上3人目となり、ますます注目されるようになります。

ダビド・ポポビッチの自己ベスト記録

50m自由形 22秒16

100m自由形 46秒86

200m自由形 1分42秒97(ルーマニア記録・世界ジュニア記録)

400m自由形 3分47秒48


2022年ヨーロッパ水泳選手権の時、100m自由形で46秒86の世界記録を出しました。

現在は2024年2月の世界水泳選手権で中国の潘展楽さんが出した46秒80が世界記録になっています。

パリオリンピックでは、ダビド・ポポビッチさんが記録を塗り替えるかもしれませんね。

まとめ

ダビド・ポポビッチさんの体型・身長・体重は?超人スイマーの強さの秘密8選についてまとめました。

ダビド・ポポビッチさんの体型は、BMI値で見ると他の競泳選手よりもやせ型なことがわかります。

また超人スイマーの強さの秘密8選はこちらです。

  • トンボのような感覚での泳ぎ
  • 手のかき方
  • 世界トップレベルと同じ泳ぎのスタイル
  • 筋肉量が少ない
  •  精神的な強さと哲学
  • 練習は納得した内容しかしない
  • 多面的なアプローチと人生観
  • 手足が長く有利

パリオリンピックでは新記録やメダルが期待されています。

ダビド・ポポビッチさんの活躍を、みんなで応援していきましょう。

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